携帯電話の解約は、なぜショップまで行かないといけないのでしょう?
今日、妻のケイタイの解約のために、時間と乗車料を払って、わざわざJRに乗って2つ先の駅のauショップまで行ってきました。
妻が亡くなってからも妻のケイタイに友人や入院中に知り合った方から電話やメールが来ていたので、8月いっぱいは解約せずにそのままにしておきました。
ケイタイの契約はホームページで簡単にラクラクとできるのに、解約だけはショップまで足を運ばないとできないようになっています。その上、ショップも最近はどんどん減らしています。
情報通信の最先端の企業が、解約に関してだけどうしてこんなアナログな方法を採っているのでしょう。
恐らく、解約を簡単にHPでできるようにすると解約者が増えるので、わざとわかりにくく、面倒くさくして解約数を抑えようという狙いがきっとあるのでしょうね。
HPで調べても解約に関する情報は非常に小さく、わかりにくい場所にヒッソリと書かれています。見つけるのも大変です。
大手3社が熾烈な競争をしている業界とはいえ、あまりにも考え方が姑息だとは思いませんか。
顧客のことよりも自社優先で、優しさが感じられません。
そこで、わざとショップの店員に「なぜ解約だけはショップまで来ないとできないのですか?」と意地悪く訊いてみました。
店員:「本人確認が必要なので、そうしてもらっています」
私:「他にも本人確認が必要な手続きって色々あるけど、免許証や必要な書類をスキャンして画像データをメールに添付して送ればネットでもできますよ」
店員:「多分、当社にそこまでのシステムがまだできてないからだと思います」
「情報通信の最先端企業が、そんなわけないだろう!」と言ってやりたかったけど、そこはいい歳をしたオヤジですから、じっと我慢して引き下がりました。
私:「そうですか。解約も契約みたいにネットでできると便利でしょうけどね・・・」
店員:「・・・・・」(イヤミなオヤジ・・・と思ってたのでしょうね)
そんなわけで、「妻の死」によって、しないといけない手続きが1ヶ月以上かかって全て完了しました。
人間がひとり、この世からいなくなると結構やらないといけない申請や手続きがたくさんあるものです。
それは、また次回に詳しくご紹介します。
遺した家族に迷惑をかけないためにも、暮らしはできるだけシンプルに、コンパクトにしておくべきだと実感しました。