高齢者がのさばっている町に住んでます。

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週に1度、休みの日にはスーパーに食料品の買い物に行く。

以前は、カゴを提げて食料品をあれこれ見繕いながら買い物をするのが少し気恥ずかしかったが、最近は馴れてきたようで、恥ずかしさも全くなくなった。

 

売り場では私以外にも、ひとりで買い物をしている高齢の男性が結構目に付く。

寂しそうな雰囲気を漂わせている人もいれば、楽しそうに品物を物色している人もいる。

彼らも私と同じように、嫁さんに先立たれたのかな~と、同類意識を持って眺めている。

50~60歳代だったら単身赴任ということもあるだろうが、70歳代以上に見える高齢者は、離婚組か、伴侶に先立たれかのどちらかだろう。

ちょっと訊ねてみたい気もするが、「余計なお世話」と言われそうなので、声をかける勇気はない。

何を買っているのか、カゴの中身をチラ見する程度にとどめている。

 

最近、スーパーに行って感じることだが、とにかく女も男も高齢の客が多い。

特にばあさんが目立つ。ばあさんのほうが長生きするから当然ばあさんが多いのだ。

レジのパートのおばさんたちも結構高齢に見える。

フロアー清掃に頑張っている女性も、おばあちゃんと言っていいくらいの年齢だ。

日本は高齢化が進んでいるのだなと、改めて実感させられる。

特に私が住んでいる市は、政令指定都市の中で高齢化率が最も高くて、65歳以上の高齢者が30%を超えてしまった。

つまり、赤ちゃん・子どもも含めて、3.3人に1人は65歳以上ということ。

どこに行っても目に付くのはジジ、ババばかり。私もその中のひとりなのだが。

 

私が住んでいる地域には大学が4つあって、比較的学生が多い町なのだが、それでも高齢者の数には敵わない。

町を歩いていても、学生よりダンゼン高齢者のほうがのさばっている。

以前は、コンビニは若者が利用する店というイメージがあったが、最近はコンビニでも高齢者が若者を圧倒して多い。

増殖するゾンビのように、町にジジ・ババがゾロゾロと増え続けている。

 

これでは、若者が将来に不安を抱えるのは当然だなと思う。かわいそう。

ごめんなさい。もっと小さくなって生きていきます。