運転免許証の自主返納と「運転経歴証明書」の申請に行ってきた。

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思い立ったが吉日。早速、会社の昼休みを利用して免許の返納に行ってきた。

私が一番嫌いなタイプの人間が集まっているであろう警察なんて、できれば行きたくはない。

だが、運転経歴証明書をもらうためには仕方がない。

警察署に行くのは免許証の住所変更の時と、今回で2度目だ。

それ以外でやっかいになったことはない。(ホントです)

 

会社の近くにある大きな警察署に入り、受付で「交通課はどこですか?」と訊ねると、

案の定、人相の悪いオヤジが上から目線の態度で無愛想に「何の用ですか?」と言う。

昔の警察官のように「何の用かね?」とは、さすがに言わない。

言葉遣いだけは丁寧だ。

「免許の返納です」と答えると3番の窓口に行けと言う。

その窓口係は優しそうな中年の女性警察官だったので、ひとまずホッとした。

別に、すねにキズは持ってないが、警察官というのはみんなが威張っているように見えて好きになれない。

私にとっては、できれば接触したくない人種だ。

 

手続きは簡単で、2種類の書類に住所や生年月日、名前を書き、

1,100円の証紙(手数料)を買って提出するだけだ。

忘れてならないのは、運転経歴証明書に貼る顔写真(2.4×3cm)。

免許更新時みたいに警察が写真を撮ってくれるわけではないので、自分で用意する。

自撮りして、家のプリンターでプリントした写真だったが、すんなり通った。

 

それから待たされること約15分。その間、何もすることがないので署内の警察官たちをウォッチングした。

ボーッと椅子に座ってるのや、ペチャクチャ喋ってるの、菓子かパンかをモグモグ食べてるのなど、いかにも暇を持て余してる様子だ。

交通課に配属されて事務処理をしている警察官なんて、大した仕事もないのだろう。

とっくに、出世も手柄も諦めたような高齢の警察官がばかりだ。

椅子に座って時間を潰していれば、給料もボーナスも退職金ももらえる羨ましいお勤めだ。

 

そんなことを考えながらボンヤリ警察官たちを眺めていたら、名前を呼ばれた。

窓口に行くと、発行までに2週間ほどかかるので、また後日受け取りに来いということだ。

免許更新時のように、その場ですぐにいただけるものと思っていたので、ちょっとがっかり。

もう、こんなとこ二度と来たくないと思ったが、駄々をこねても仕方がない。

 

免許証は穴を開けて返してくれる。「これは今日から身分証明書としては使えません」と念を押される。

公安委員会発行の「運転免許の取消通知書」というA4サイズの書類もくれる。

何の役にも立たない、ただの紙くずである。

公務員は、とかく 許可証だの通知書だのという紙切れを渡すのがお好きなようだ。

 

穴の開いた免許証は、記念にとっておくことにしよう。

5年前の髪のボリュームのある、ちょっと若い私の顔写真が見れる。