ひとり暮らしになって、また晩酌が復活しました。
昨年の10月に晩酌をやめ、ダイエットによいとか、食費の節約になるとか・・・、晩酌をやめたメリットをこのブログにも色々と書いてきました。
でも、妻の葬儀の後、家に帰ってひとりになると無性に寂しくて、捨てずに残しておいたウィスキーを戸棚の奥から引っ張りだして飲みました。
一口飲んだらもうダメです。その夜から、また晩酌が癖になり、あっさりと復活してしまいました。
晩酌をやめたメリットは充分体験済みなのに、やはり意志が弱いのか、ひとり身の寂しさには勝てませんでした。
今さらダイエットや健康に余計な気をつかうより、好きなことは我慢しないで好きなようにしたほうがストレスもなくていいかと自分に優しく言い聞かせ、元の晩酌生活に逆戻りです。
晩酌をすると、やはり太るようで1ヶ月ちょっとで体重が3キロほど増えてしまいました。
しかし、平均寿命まで残り7~8年しかないのですから、我慢するのはやめました。
ただ、ひとり暮らしになって、「今夜は飲み過ぎよ」と止めてくれる者もいないし、いつまでもダラダラ飲んでいてもイヤな顔をされることもないので、自分でブレーキをかけて量を増やさないようには気をつけています。
ひとり暮らしは何事につけ「自制心」が必要です。(孤独死を避けるためにも・・・)
この「自制心」こそが独り暮らしの高齢者を「無精なぐうたらアル中ジジイ」にするか、「シャキッとした品の良いお爺さん」にするかの鍵になるのです。
私は、死ぬまで背筋を伸ばしたまま、できる限りシャキッとしていたいので、自制心と矜持を失わずにその日まで頑張るつもりです。
晩酌は、デメリットばかりではありませんでした。それは、少しは寂しさを紛らす効果があることです。他のどんな薬も寂しさを紛らすことはできません。
酒が飲めてよかったな~と、つくづく思う今日この頃です。