若い同僚社員からの「社内バンド結成!」の発案で元気づけられました。

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私が72歳で嘱託勤務している今の会社で、バンドを作ろうという話が持ち上がっています。

多分、火付け役は私だと思います。私が長年ギターをやっているのは皆が知っています。

以前から、社内報にも何度がそいう話題を投稿してきました。「音楽ができたらいいですね」と言う何人かの若者に楽器をやろうよと、そそのかしてきました。

そうしたら、最近、私の息子や娘世代の20代から30代の若い社員たちが急にギターやサックス、キーボードを買って練習を始めたというではありませんか。

私が言い出したわけではありませんが、「それじゃ、この際、社内バンドを作ろうか」という話がトントン拍子に進み、今日、私は初めてギターを会社に持ち込みました。

徒歩15分ほどの通勤路を日傘をさし、ギターを提げて真夏日の中を一所懸命に汗をかきながら歩きました。

こんな話になると、私もまんざら嫌いなほうではないので、年甲斐もなく俄然力が湧いてきます。

 

取り敢えず、最初の演奏曲はジョン・デンバーの ♪ Country Road ♪ と決まりました。これは、最近キーボードを買ったた女性が最初に練習を始めた曲だったので、自然の成り行きでそう決まりました。

コード進行も簡単ですし、乗りの良いリズムとメロディーなので、皆で音を合わせる最初の曲としては最適な曲だと思います。

 

さらに、さらに話はすすみ、当社の顧客である、とあるJAの「秋の収穫祭」のステージに立とうという話にまで発展しました。そのイベントは11月の23・24日なので残すは2ヶ月余りです。

最近、楽器を始めたばかりの初心者がほとんどなので、果たして実現できるのかどうか不安はいっぱいです。何しろ、今のところ、楽器は私が今日持ち込んだギターが1本だけです。

勿論、まだ一度もみなが集まって練習したことはありません。一応、楽譜だけはプリントして参加希望者全員に渡し、家で練習するように言っています。

まだ、オリジナルのジョン・デンバーのカントリー風にやるか、スタジオ・ジブリの「耳をすませば」風にソフトな日本語歌詞バージョンでやるかすら決まっていません。勿論、それぞれのパートもまだ未定です。

 

私も、20代の頃はエレキバンドをはじめ、2~3のバンドでギターを弾いてきましたが、この歳になって、またバンド演奏をやろうとは夢の夢にも思っていませんでした。しかも、バンド仲間は私の子どもか、それ以下の年齢の若者たちばかりです。

 

社内で皆が集まって練習をする時間は本当に限られています。実は、社長の了解もまだ得ていません。

多分、満足できるバンドにすることは難しいでしょうが、私は、この社内バンドを1曲だけでも、何とか他人に聞かせられる程度までにできればと考えています。

これは、きっと妻をなくした私へ、元気付けのための、若い同僚たちからの素晴らしいサプライズ・プレゼントではないかとも思っています。

若い同僚たちにとっても、これが何とか成功すれば彼らの大きな自信に繋がるのではと考えています。

 

「72歳のジジイに?」と俄には信じられないような話でしょうが、これはホントの夢のような話なのです。私にとっても正に「夢=Incredible」なのです。

恐らく、こんな年齢編成のバンドは全国にも少ないでしょうね。