4度の手術をしても、ピンピンしているガン患者もいます。
日本人の2人に1人がガンになり、3人に1人がガンで亡くなると言われています。我が家は妻と二人暮らしですが、例に漏れず妻がガン常習者です。
「口腔ガン」口の中のガンです
ここ5年間で下顎歯肉ガン、頬粘膜ガン、舌ガンなど4回の手術をしました。これは転移や浸潤ではなく、雑草のように次々に生えてくる種類のガンだと医師から説明がありました。
悪性ではないけど、また出て来る可能性が高いということです。
全く転移しないガンもあります
最初の手術時はステージ2でしたが、その後は毎月2〜3度の通院で早期発見しているので、いずれもステージ1です。
口腔ガンは食道や咽頭、頚部のリンパ節に転移しやすいそうですが、妻の場合は全く他には転移しません。CTやMRIで定期的に検査をしていますが、今のところ、その兆候はありません。
抗がん剤治療やレーザー治療もせず、出ては切る、出ては切るの繰り返しです。その度に2~3週間の入院です。
医療保険にもっとたくさん入っておけば良かったなと後悔しましたが、保険に入った時は、まさかガンになるとは考えてもいませんでしたからね。
CTやMRI検査は結構高額なので、特にこのような病気には「通院特約」が必要なことを痛感しました。
下顎の骨も切り取っているので咀嚼が思うようにならず、食事には不自由していますが、現在はいたって健康でピンピンしています。口も相変わらず達者です。
早期発見すれば怖くはありません
日本では年間約7000人が口腔ガンになり、そのうち約3000人が亡くなっているそうです。
最近、世間を騒がせた貴乃花のお父さん(元大関 貴乃花)も口腔ガンで55歳で亡くなっています。早期発見すれば治癒しやすいガンと言われていますが、発見が遅れると取り返しのつかないことにも。
痛みはないので自分で口腔ガンに気付くのは難しく、歯科医院で発見されることが多いようです。
妻も悪運強く、口腔外科に詳しい歯科医院に通っていたので、早期発見することができました。
口の中に何か口内炎のような違和感を感じたら、早めに歯科医院で検診されることをおすすめします。
特に飲酒 & 喫煙者に多いそうです。