社内バンドの2曲目は、NHK「きょうの料理」のオープニングテーマ曲?

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社内バンドもだんだん充実してメンバーも5人になりました。

キーボード担当の女性が会社にキーボードを持ち込みました。

最近アルトサックスを始めた男性社員も参加しました。

サックスは始めたばかりで、"ブ~プ~"と音を出すのがやっとの超ビギナーで、まだ楽器というより"騒音発生器"のようなものです。しかし、このバンドメンバーになりたいという意気込みは強く、これから猛特訓をするようです。

安月給の身で楽器に25万円も投資したのですから、死に物狂いで練習をすることでしょう。

 

やはり、みんな目立つメロディー楽器が好きなようで、相変わらずリズムセクションがいません。ベースもパーカッションもないので、取り敢えずタンバリンで急場凌ぎです。

ギターが3本も必要ないので、私がギターでベースを兼ねて5、6弦強めのフィンガースタイルでコードを弾くことにしました。

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 今、次の2曲目を何にするかで迷走中です。

1曲目はすんなりと決まったのに、2曲目の候補はいろいろ出るものの、なかなか決定打が出ません。

それぞれ、好みの音楽ジャンルも違うし、まだヒヨッコ・バンドなのでテクニックも追いつきません。

簡単でノリが良くて、大人も子どもも知ってる音楽で、しかも「秋の収穫祭」に相応しい音楽をとなると、そう選択肢はありません。

 

先日、メンバーの20歳代の女性がNHKの「きょうの料理」のオープニングテーマ曲に歌詞があるのをYouTubeで見つけてきました。その歌詞というのがちょっと古い。

クジラをしょうゆに漬けこんで お豆のサヤをむいて 

強火で焦げ目をつけて ミディアム・レア~♪ 

みんなで食べようクジラ みんなで食べようクジラ 

一粒残さず食べよう グリーンピース♪

 

まるで、クジラ肉のCMソングみたいです。

調べてみたところ、NHKの「きょうの料理」が始まったのは1957年11月、今から60年以上前です。

確かに、牛肉や豚肉があまりない時代でしたから、その当時は小学校の給食にも「鯨の大和煮」というのがよく出てました。

カレーも鯨肉、ステーキも鯨肉、肉といえば鯨肉だったことを憶えています。今は超高級食材でなかなか口にはできませんが、当時は非常に安価な動物性タンパク質の代表選手だったのです。

 

誰もが1度は耳にしたことのあるこのテーマ曲は、なんとあの大作曲家、富田勲さんの作品だったのですね。なんでも放送開始の前日に、急遽テーマ曲を作ろうという話が持ち上がり、3~4時間で富田勲さんが録音室で作ったそうです。

包丁で物を刻む音からインスピレーションを受けたたということです。そんなテンポに聞こえますね。

この曲の出だしによ~く似た曲があることも知りました。それは管弦楽曲『スウェーデン狂詩曲(ラプソディー)』の第1番です。

YouTubeで探して聞いてみたところ、確かに冒頭部分がよく似てました。

 

♪みんなで食べようクジラ♪ では子どもたちにはピンとこないでしょうから、この曲の歌詞を今風に変えたら楽しいかも知れません。

誰でも知ってるメロディーだし、ノリもよくコードも簡単だし、「秋の収穫祭」にもピッタリかもです。

 

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