エアコン暖房と電気ストーブ、どちらが経済的かをちょっとだけ実験

昨年、エアコン暖房とカーボンヒーターはどちらが電気代が安くなるんだろうという疑問がフッと湧いてきました。

早速、ネットで調べてみると、「エアコン暖房のほうがダンゼン経済的ですよ」という情報が大多数でした。

こんなこと今では常識なのかも知れませんが、私はエアコンのほうが消費電力が絶対大きいような気がしていたので、俄には信じられず、半信半疑でした。

そこで、疑問に思ったことは何でも実験してみようと、2ヶ月間に亘り実地検証してみました。

貧乏高齢者は少しでも節約しなければいけません。

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結果、月額2,400円の節約ができました。

私が自分の部屋にいる間(平日の夜間と休日だけ)、昨年の12月は1ヶ月間電気ストーブ(カーボンヒーター)だけで過ごしました。そして、今年の1月はエアコン暖房だけで過ごしてみました。

気温と稼働時間は、ほぼ同じです。九州は福岡県なので、寒波襲来の時以外はそんなに寒さも厳しくありません。

カーボンヒーターは450wと900wの切り替えができますが、450wだけしか使っていません。

ちなみに、エアコンは6畳用で、一応 省エネタイプの製品ですが、2010年製の古い普及機種です。狭い部屋なので、温度設定は平均22度くらいです。

その他の部屋は、いつも通りに普段はカーボンヒーター、特に寒さが厳しい時はエアコンを使いました。

 

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その結果、上の画像のように私の部屋だけをエアコン暖房にした1月は、12月よりも電気料金が2,400円安くなりました。

使用電力量は・・・12月は398kwで、1月は307kwで・・・91kw減りました。

料金では・・・12月分が10,839円、1月分が8,438円で2,400円の節約です。

昨年の1月と比べても使用電力量は70kwほど減っています。

これで、漸くエアコン暖房のほうが経済的なのだということを、頭の固い私も信じることができました。

 

よ~く考えてみれば、当たり前のことなんですね。

カーボンヒーターは、つけてる間はずーっと450w消費しますが、エアコンは暖房時の定格消費電力が385~900wと表示されていますが、立ち上がりの消費電力は大きいものの、部屋が暖まってからはついたり、消えたりしますので、結局安上がりなんですね。

「今時、そんなこと常識でしょう」と笑われる方も多いでしょうが、昔の人間はエアコンを使うと、どうしても電気料金が高くなるというイメージがあるんですね。多分、そう思っている高齢者は結構多いと思いますよ。

確かに、ひと昔前のエアコンは消費電力が非常に大きかったんです。

最近のエアコンは、さらに省エネ技術が進んでいるので、もっと電気料金を節約できるようです。つけたり、消したりをあまりしないほうが、より節約できるそうです。

 

ただ、エアコン暖房は部屋が暖まるまでに10分近くかかるし、部屋の空気が乾燥するのが欠点ですね。乾燥は、ギターの為にはあまり良くないので、加湿をしなければいけません。

 

これから、まだ1ヶ月半は暖房が必要でしょうから、乾燥対策をしてエアコン暖房で過ごすことにしましょう。

 

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