今年も頑張って働いて、蓄えて、1日も早くリタイヤしましよう!

 

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「つれづれなるままに、日ぐらし、i Mac(硯)に向かひて、心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなくキーボードに打ち(書き)付くれば、あやしうこそものぐるほしけれ」

 

はじめまして。そして、おめでとうございます。

2019年を迎え、ブログ再開します。

今のところ特にテーマは決めておりませんので、仕事のこと、趣味のギターや、読書・映画の感想…などなど、徒然なるままに投稿しようと思っています。

「はてなブログ」は、初心者で使い方もよくわかっていませんが、取り敢えずスタートです。よろしくお願いいたします。

 

退屈な古文の時間に寝ていた人以外は、一度は学校で聞いたことがあるでしょう。

冒頭の「徒然草」の書き出し。この「つれづれ(徒然)」は、「何もすることがなくて、手持ち無沙汰な様」を意味し、作者と言われている吉田兼好の謙遜の言葉だそうです。

実は、私もこの歳で未だにサラリーマンを続けていますので、それほど暇をもて余しているような結構な身分ではありません。

 

「この歳」というと何歳くらいを想像されますか?

定年が60歳、雇用延長で65歳。大体その間と考えられる方が多いと思います。ところが、ワケあって72歳で印刷会社のグラフィックデザイナーをしています。

アートディレクターになるほどの才覚や統率力もないので、i Macを相手にillustrator, Photoshop, Indesignを使ってデザインデータをせっせと作っています。

それもアルバイト的な勤務ではなく、月~金曜、朝から夕方まで若い人達と同等の仕事量を納期に追われ、ストレス満腹であくせくとこなしています。

その理由については、追々このブログに書いていきたいと思います。私のような失敗人生を送らないための参考に・・・。

 

しかし、いずれは誰もが75歳まで働いて、年金受給は75歳からと政府は考えているようです。私はその先駆けをし、希有なサンプルとして頑張っているのだと考えれば、まんざら恥ずかしいことでもないのかな?

とは言っても、やはり、リタイヤしてのんびり隠居生活を送れるのが平均寿命(81歳)までの6年間というのは短かすぎるように思いませんか。

平均寿命を全うできない人はもっと短くなるわけです。

「生涯現役」「1億総活躍」なんて美辞でごまかしてますが、75歳定年制は充分な貯蓄のない年寄りは死ぬまで働けと言ってるようなものです。

 

江戸時代後期はどうだったのかというと、乳幼児の死亡を除くと平均寿命は男:61歳くらい、女:60歳くらい。(男の方が長生きっだのですね。多分、女性は出産時の死亡が多かったのでしょう)

リタイヤして隠居生活に入るのが45歳くらいだったので、15年くらいはのんびりできたようですよ。

何とも羨ましいですね。年金制度も健康保険もない時代なのに、江戸時代の人は案外余裕があったようです。

 

1日も早いリタイヤを目指して、今年も頑張りましょう。